ぎっくり腰でよくあるお悩み
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ふとした拍子に腰に激痛が!ぎっくり腰とはどんな症状?
ある日、ふとした拍子に腰に激痛が走るぎっくり腰。
ぎっくり腰になると激しい痛みがあり、身体を動かすことさえままなりません。
この激しい痛みは、欧米で魔女の一撃と言われる程の激痛です。
人によってはくせになり、繰り返しぎっくり腰を発症する方もいます。
今回は、突然激しい痛みを伴うぎっくり腰の原因や改善方法について、詳しくご紹介します。
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鍼灸は、痛みや熱さがあると思われて嫌厭されることが多く、まだ経験したことがない方も多いかと思います。
しかし、鍼灸には東洋医学ならではの効果が期待できることをご存知ですか?
鍼灸とはどのようなものか、特徴や効果などを詳しくご紹介します。
あすもはりきゅう整骨院での【ぎっくり腰】の施術・対処法
腰が「ぎくっ」となるから「ぎっくり腰」と呼ばれてますが、専門的には「急性腰痛」「腰椎捻挫」などといいます。
引越しの重荷作業や週末ゴルフなどが原因で痛めるケースが多いようです。
しかし突発的でなく徐々に起こる場合もあるため、日頃から腰に違和感を感じている時は注意が必要です。
ぎっくり腰には、軽いものから重い症状のものがあります。
軽いぎっくりの場合は、痛いながらも歩いたり仕事ができたりしますが、ひどくなると前後屈ができなかったり、腰をひねることも難しくなります。
さらに重症になると、起立や着席、横たわったり寝返りを打つのも困難になります。
ここまで重症の場合は、安静にして痛みが軽減するのを待つしかありません。
通常は2〜3日すれば起き上がってゆっくり歩行はできるようになります。
ただし完全に痛みが引くまでには2〜3週間以上かかることもあるため、少しでも動けるようになったら鍼灸などの施術をお受けください。
もちろん、動きがとれる軽症〜中等度の症状の方は、痛めた直後でも施術は可能です。
多くの対処法がありますが、当院では鍼を使った施術を優先的に行っています。
痛みの緩和と動作制限の改善を目的としますが、一回の施術で痛みがゼロになることはあまりないので、施術回数を重ねることが大切です。予防策は「腰痛」と同様です。
ぎっくり腰の主な症状と原因とは?
ぎっくり腰になったことがある方はご存知かと思いますが、ぎっくり腰になると本当につらいものです。
経験した方の中には、これまでの人生で最大の痛みという方もいますし、もう2度と経験したくないという方もいます。
そこで、まずはぎっくり腰を経験したことがない方のためにも、どのような症状なのかご紹介します。
【ぎっくり腰の症状】
ぎっくり腰は通称であり、正式名称は「急性腰痛」です。
急性腰痛という名前の通り、急に腰のあたりに激しい痛みが起きます。
痛みが強く、身体を起こすことや動かすことさえ出来ないほどです。大抵は、発症後数日から数週間で徐々に痛みが改善していきます。
ぎっくり腰になると腰に負担のかかる動作によって痛みが強くなります。
そのため、仰向けに寝ることや身体を真っ直ぐに伸ばすことが難しくなるケースもあります。
【ぎっくり腰の原因】
ぎっくり腰は現在のところ、明確な原因がわかっていない症状です。
一説には、腰の筋肉や靭帯が損傷することによって、神経を刺激したり、炎症を起こしたりしているためといわれています。
ですが、ぎっくり腰を発症しやすい動作はわかっています。
その動作は、次のようなものです。
●重い荷物を持ち上げたとき
●腰を捻ったとき
●身体を折り曲げたとき など
これらの動作は、腰に負担がかかる動作になるので、この動作を行ったときにぎっくり腰を発症することがあります。
そのため、普段からこれらの動作を避けることで、ぎっくり腰にならないように予防できるでしょう。
ぎっくり腰になったときの対処法とならないための予防法
一度ぎっくり腰になると、痛みが激しくて身動きが取れなくなることもあります。
そんなときには、どのようにすれば良いのでしょうか?
ぎっくり腰になったときの対処法や、ぎっくり腰にならない予防法をご紹介します。
【ぎっくり腰の対処法】
ぎっくり腰の対処法は、主に次の3つがあると言われています。
●安静にする
痛みが出始めたときは腰の筋肉や筋膜、関節部が炎症している状態であり、激しい痛みをともないます。
また、筋損傷と筋拘縮によって筋の柔軟性が低下しているため、伸ばしたり捻ったりすると痛みが増してしまいます。
患部に負担をかけないよう、無理のない程度の動作で抑え、安静にしましょう。
多くの場合、身動きをとることが難しいような激痛は、ぎっくり腰になってから数日程度で炎症が緩和することにより改善します。
しかし、ぎっくり腰の症状緩和のために安静にすることは重要ですが、過度に安静にしすぎるのは良くありません。
過度に安静にしすぎると、かえって筋肉が硬くなり腰痛が改善するまで時間がかかってしまいます。
炎症が緩和して痛みが減ってきたら、痛みが出ない範囲で少しずつ身体を動かしていきましょう。
●湿布や痛み止め
ぎっくり腰のつらいところは、なんといっても激しい痛みです。
その痛みを緩和させるために、湿布や痛み止めを使用するのも良いでしょう。
湿布や痛み止めには、消炎鎮痛作用があり、痛みを緩和してくれます。
医療機関で処方されるものや市販されている湿布や痛み止めを使用して、痛みを一時的に緩和させることもひとつの手段です。
●冷やす
ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯、関節が炎症していると考えられています。
そのためぎっくり腰になったときには、氷嚢などでアイシングをしてあげることで炎症を抑えられ、症状の改善につながるでしょう。
数日経過して痛みが改善してきたら、炎症が落ち着いてきた証拠です。
その時期になったら、腰まわりの筋肉を緩めるために、反対に温めることで症状が改善することもあります。
ぎっくり腰になった直後は冷やし、痛みが落ち着いてきたら、冷やすか温めるか、自分の心地良い方を行うと良いでしょう。
アイシングを行う場合は、医療機関や整骨院・接骨院など、専門家の指導のもと行うことをおすすめします。
【ぎっくり腰の予防法】
ぎっくり腰は、ふとした動作が原因で発症します。
日頃からここでご紹介する予防法でぎっくり腰になりにくい身体作りをすることが重要です。
●筋トレ
腹筋や背筋の筋力が弱くなると、体幹を支える機能が低下します。
機能が低下した状態では、ふとした動作が腰に大きな影響を与えてぎっくり腰を引き起こす可能性があります。
そのため、普段から筋トレを行って筋力を維持・強化しましょう。
体幹の安定には腹筋や背筋などが重要であるため、腕立て伏せの姿勢を維持するプランクや背部の筋肉を鍛えられるスクワットなどがおすすめです。
●ストレッチ
筋肉の柔軟性が乏しくなると、姿勢が崩れたり、動ける可動域が狭くなったりして、ぎっくり腰になりやすくなります。
特に普段からデスクワークやパソコンを使用することが多い方は注意が必要です。
デスクワークやパソコンを使用するときの姿勢は腰に負担がかかりやすく、腰まわりの筋肉が硬くなってしまいます。
腰まわりの筋肉が硬くならないように、定期的にストレッチを行うようにしてください。
ストレッチは、椅子に座ったまま身体を前に倒して、腰を伸ばすストレッチや身体を左右にひねるストレッチなどが良いでしょう。
●疲労を溜めない
疲労によってもぎっくり腰は起こりやすくなります。
疲労が溜まっていると筋の血行不良が生じてしまい、筋肉が硬くなり、衝撃によってぎっくり腰につながります。
普段から疲労を溜めないように注意し、疲労が溜まっている際は負担のかかる動作をしないよう特に心がけましょう。
●身体を冷やさない
同じように、身体が冷えていることでも筋肉が硬くなり、柔軟性が無くなってぎっくり腰につながってしまいます。
できるだけ身体を冷やさないようにして、運動をする際は準備運動をしっかり行い筋肉を温めましょう。
●身体に負担をかけない動作
原因の項目でお伝えしましたが、ぎっくり腰を起こしやすい動作を避けることで、ぎっくり腰を予防できます。
身体に負担をかけない動作とは、腰から身体を折り曲げたり、無理に捻ったりしない動作です。
具体的には、床から荷物を持ち上げるときは膝を曲げて、腰を曲げずに持ち上げると良いでしょう。
また、くしゃみをするときは身体が曲がってしまいやすいので、壁や机に手をついて身体が折り曲がらないようにすることも予防になります。
ぎっくり腰はある日、突然発症するリスクがある症状です。
痛みは強く、日常生活に影響が出ることもしばしばあります。
そのため、ぎっくり腰にならないように普段から予防しておくと良いでしょう。
また、ぎっくり腰かと思ったら別の腰に関わる病気が隠れていることもあります。
痛みが数日経っても引かないようであれば、医療機関に行って痛みの原因をみてもらうようにしましょう。
著者 Writer
- 院長:上野 嘉隆(うえの よしたか)
- 資格:鍼灸師、柔道整復師
趣味:アコースティックギター、剣道、旅行、食べ歩き