ストレッチ療法で手軽にどこでも健康に!
しかし、わかっていても運動するのは嫌だ…と言う方もいることでしょう。
そんな方におすすめしたい施術がストレッチ療法です。
ストレッチ療法は、適切なやり方さえ覚えてしまえば、いつでもどこでも場所を選ばずに簡単に行えます。
また、筋トレやランニングなどの運動に比べて激しくないため、運動が苦手な方でも行いやすいでしょう。
ここでは、ストレッチ療法とはどのようなものなのか、種類やメリット、効果をご紹介します。
ストレッチ療法を受ける方によくある症状
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身体が硬くて
動かしにくい -
腰の痛みが
つらい -
どんなストレッチが効果的なのか知りたい
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ストレッチにどのような効果があるのか知りたい
ストレッチ療法とは?種類やコツを解説
身体が柔らかい方は、ケガをしにくかったり、腰痛になりにくかったりと多くのメリットがあります。
そのため、柔軟な身体に憧れを抱いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
柔軟な身体になるためには、ストレッチが大切です。
次に身体を柔軟にするストレッチ療法について、詳しくご紹介します。
【ストレッチ療法とは】
ストレッチ療法とは筋肉を伸ばして、柔軟性を高めることです。
筋肉の柔軟性が向上すると、さまざまな良い効果を身体にもたらすことがわかっています。
ストレッチはやり方によって、次のように種類が分けられています。
●静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
筋肉が伸びた姿勢をキープして、一定時間以上伸ばし続けるストレッチです。
一般的にストレッチでイメージされるグーッと時間をかけて行われるストレッチなどが静的ストレッチにあたります。
●バリスティックストレッチ
反動をつける動きを行いながら、筋肉を伸ばすストレッチです。
アキレス腱を伸ばすときの反動をつけるストレッチなどが、バリスティックストレッチにあたります。
●ダイナミックストレッチ
関節の動きを伴いながら、筋肉を伸ばしたり、縮めたりするストレッチです。
ラジオ体操のような動きながら筋肉を刺激するものなどが、ダイナミックストレッチにあたります。
このように、ストレッチといっても種類はさまざまです。
次に、ストレッチ療法のメリットをご紹介します。
【ストレッチ療法のメリット】
ストレッチ療法のメリットは、なんと言ってもそのお手軽さです。
自分の身体ひとつあれば、場所を選ばずにできるため、費用も道具も必要ありません。
それにもかかわらず、ストレッチ療法には十分な効果が期待できます。
では、ストレッチ療法を行うときのコツをご紹介します。
【ストレッチ療法を行うときのコツ】
ストレッチ療法を行うときのコツは、次の2つです。
●時間をかけて行う
ストレッチはかける時間によって、身体に与える影響が変わります。
筋肉の柔軟性を高めることを目的にストレッチをする場合には、時間をかけて行うと良いでしょう。
ストレッチの時間が短いと筋肉が十分に伸ばされず、柔軟性が高まる効果が得られません。
そのため、時間をかけてゆっくりと行いましょう。
●息を止めない
ストレッチに集中しすぎてしまうと、ついつい息を止めてしまうことが多いです。
ですが、息を止めてストレッチをすると交感神経が働いて筋肉が緊張し、筋肉が伸びにくくなります。
また、呼吸を止めると血圧が上がるといったデメリットもあります。
ストレッチをするときには呼吸を意識して、深い呼吸をしながら行いましょう。
ここでご紹介したコツを意識しながら、ストレッチ療法を行うようにしてみてください。
意外と知らない柔軟性以外のストレッチ療法の効果
ストレッチ療法には多くの効果があると言うことが、数々の研究からわかっています。
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか?
次に、ストレッチ療法の効果を詳しくご紹介します。
【ストレッチ療法の効果】
●筋肉の柔軟性改善
ストレッチには、筋肉の柔軟性を改善する効果が期待できるでしょう。
一般的に身体が硬いと言われる状態は、筋肉の柔軟性が乏しいことによって生じます。
筋肉の柔軟性が改善すれば、身体の可動範囲が広がり、柔らかい身体を手に入れることにつながります。
また、筋肉の柔軟性が向上すると、こりが生じにくくなるため、肩こりや腰痛といった症状を予防できます。
●血流促進
ストレッチの効果は、筋肉だけではありません。
血管もストレッチによって筋肉と同じように伸ばされ、柔軟性が向上します。
血管の柔軟性は血液循環において非常に重要な要素です。
柔軟性が悪く、硬い血管だと血液がうまく循環しなくなります。
また、血管が硬くなることによって動脈硬化のリスクも高まるでしょう。
ストレッチには血管の柔軟性を改善する効果が期待できるため、血管を柔らかくして血流を促進させます。
●ケガの予防
ストレッチは、ケガの予防にも効果が期待できます。
身体の柔軟性が乏しい状態で運動をすると、可動範囲を超えた動作を行ったときにケガをするリスクがあります。
ストレッチを日常から行って身体の柔軟性を高めておけば、無理な動作によるケガのリスクを下げることができるのです。
さらに、ストレッチを運動後に行うことで、筋肉痛の痛みが改善するという効果も期待できます。
ここでご紹介した効果以外にも、ストレッチには多くの効果が期待できます。
ですが、ストレッチで一番重要なことは正しい方法でストレッチを行うことです。
不適切なやり方でストレッチをしても十分にストレッチの効果を得ることができません。
そのため、ストレッチをやってみたいと言う方は、まず専門の知識を持った施術者にやり方を教わってから、ストレッチを行うようにしましょう。
あすもはりきゅう整骨院の【ストレッチ療法】
ストレッチの効果は、血行改善、痛みの緩和、関節可動域の改善、リラクゼーションなどが挙げられます。
運動前や後に行うストレッチは、ウォーミングアップやクールダウンの原則に則ったケガの予防やケアのためのものですが、臨床的には関節可動域の改善が主な目的になります。
自分でストレッチを行う場合、筋肉に力が入ってしまうため、最大限のストレッチ効果を引き出すのが難しいものです。
一方、ストレッチ療法では、患者はベッドに横たわり全身の力が抜けた状態で施術者により行われるため、より効果的に筋肉を伸ばすことができます。
肉離れや骨折の後の筋拘縮へのリハビリ、慢性的な筋痛症などに対して疼痛ケアとして取り入れています。
また日頃のボディメンテナンスとして、自分の柔軟性をチェックする上でもオススメです。
スタティック・ストレッチ(ゆっくりと伸ばして、数十秒間静止する方法)を取り入れ、無理のない(身体を傷つけない)施術を心がけています。
ボディケアの一部として行うとより効果的です。
よくあるご質問 FAQ
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- どのような目的のストレッチですか?
- 痛みの原因となる筋肉の緊張を緩めることを目的としています。
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- ストレッチ療法を受けるメリットとは?
- 全身の力を抜いた状態で行われる施術なので、より筋肉が緩みやすく柔軟性が高まります。
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- 身体は痛くないのですが受けることはできますか?
- 可能です。どの部分を伸ばしたいかお伝えください。
著者 Writer
- 院長:上野 嘉隆(うえの よしたか)
- 資格:鍼灸師、柔道整復師
趣味:アコースティックギター、剣道、旅行、食べ歩き